【水野コンサルタンシー中国ビジネス情報】ダイジェスト版Vol.172
2022-08-02【中国ビジネス・トレンド】
■ 【更新】日本、香港から中国本土へのクーリエ・EMS の状況(8 月 1 日時点)
日本・中国間、日本・香港間、中国本土・香港間の EMS の引き受けが再開され、クーリエなどの所要時間も短縮事例が出てきているようです。
目的地までの所要時間に最も影響するのが中国到着後の消毒待機時間ですが、8 月 2 日に上海着の国際郵便の消毒待機時間について DHL、EMS 及び順豊速運に確認したところ、現状 DHL は 30 分、EMS は 2 日間、順豊速運は 24 時間とのことでした。
以下 6 月 23 日に配信したダイジェスト版 Vol.168 の情報を更新いたします。
1.日本から中国本土への発送
(1)日本郵便(EMS)
7 月 29 日(金)から受付再開(ただし、遅延の可能性あり)
8 月 1 日に上海向け EMS を郵便局で手配したところ、問題なく引き受けられました(到着までの所要時間は不明)。
なお、小包郵便物の船便も再開しております(航空便、SAL 便は停止中)。
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(2)DHL
配達先エリアによるが、基本的には受付中(ただし遅延あり)
上海向けの場合、到着まで 7 ~ 10 日間を要していましたが、最近では 1 ~ 3 日で到着する事例が出ているなど、所要時間は以前より短縮されつつあるようです。
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(3)SF インターナショナル(順豊速運)
一部エリア向けは受付停止中、それ以外のエリアでも遅延の可能性あり。
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2.香港から中国本土への発送
(1)香港郵政(SPEEDPOST、AIR、SURFACE)
広東省向けの陸送パケットと小包を除き、通常通り受付している(ただし、遅延の可能性あり)。
中国向け遅延情報あり(8 月 1 日更新)
香港から各国への利用可能サービス一覧(7 月 23 日更新)
(2)DHL
配達先エリアによるが、基本的には受付中(ただし遅延あり) 詳細はこちら
(3)順豊速運(SF EXPRESS)
一部エリアへの配達は受付停止中 (対象エリア一覧)
なお香港から上海向け EMS を 7 月 22 日に発送したところ、翌 23 日のステータスが香港発送済みとなったまま、8 月 1 日時点で中国側で当該情報が反映されていませんので、EMS はまだ時間を要すると思われます。
水野コンサルタンシーグループ 杉山竜一、水嶋由有子