【水野コンサルタンシー中国ビジネス情報】ダイジェスト版Vol.168
2022-06-23【中国ビジネス・トレンド】
■ 日本、香港から中国本土へのクーリエ・EMS の状況
1.日本から中国本土への発送(6 月 22 日時点)
(1)日本郵便(EMS)
引受停止中(最新情報は日本郵便サイトにて随時更新) なお、小包郵便物も航空便、SAL 便、船便も何れも引受停止中となっています。
(2)DHL
配達先エリアによるが、基本的には受付中(ただし遅延あり) 通常の配達日数に加えて、エリアによる配送日数調整があり、最短でも 1 週間程度はかかる見込み(最新情報は DHL サイトにて随時更新)。
(3)SF インターナショナル(順豊速運)
一部エリア向けは受付停止中、それ以外のエリアでも発送から約 3 週間はかかる見込み(受付停止区域以外の荷物は引き受けている)。 詳細は こちら
2.香港から中国本土への発送(6 月 22 日時点)
(1)香港郵政(SPEEDPOST、AIR、SURFACE)
広東省向けの陸送パケットと小包を除き、通常通り受付している(ただし、遅延の可能性あり)。※広東省向けの陸送パケットと小包は受付停止中 香港から各国への利用可能サービス一覧は こちら
(2)DHL
香港から上海向けが 1 週間~ 10 日、北京向けの場合、約 2 週間は最低でも要する見込み(いずれの場合も消毒作業が伴うため) 詳細は こちら
(3)順豊速運(SF EXPRESS)
浙江省及び上海市への 10 キログラム以内の小包、書類の集配サービスを再開(6 月 21 日より) ただし、中国政府のエピデミック予防・管理方針に従い、到着後 7 ~ 10 日程度消毒処理があるため、配達までには 2 週間程度要する見込み。
また、一部エリアへの配達は受付中止中(対象エリア一覧)
DHL や順豊速運の上海事務所に確認したところ、上海の状況としては、上海到着から 7 日~ 10 日程度は消毒に要しているようです。また香港郵政への問い合わせでは、中国本土向けも通常通り受け付けているが、中国国内での遅延日数は全く読めないため、1 週間~ 2 週間は追加日数を要するだろうとのことでした。
水野コンサルタンシーグループ 杉山竜一、水嶋由有子